NTT西日本とＫＢＮによる通信事業の安全性確保に向けた業務提携の締結について

西日本電信電話株式会社 香川支店（支店長：徳永 久雄、以下ＮＴＴ西日本）とＫＢＮ株式会社（代表取締役：北村　昌士、以下ＫＢＮ）とは、通信インフラの運営・保守を行う事業者の責務である地域の通信事業の安全性確保のため、電柱から家屋等の建物へつながる引込線や通信ケーブル等の切断による垂れ下がり等、通信設備に関わる「不安全状態解消」に対する業務について、この度業務提携を行うことといたしました。

1. 業務提携概要
(1)提携内容
ＮＴＴ西日本及びＫＢＮは、それぞれが管理する通信設備において、不安全状態を発見した場合には、相互に不安全状態回避を目的とした一時改修措置を実施し、通信設備を管理する事業者に対して、発生場所と措置内容の情報共有を行います。
一時改修措置ができない場合においても、発生場所と不安全状態の情報共有を行い、早期復旧に向けた対応を進めます。

(2)提携エリア
香川県坂出市、綾歌郡宇多津町（島しょ部除く）

(3)提携時期
2023年12月8日（金）開始

2．業務提携イメージ
・早期発見者が「一時措置」を実施
・相手方へ措置内容等の通知

(１) ＮＴＴ西日本
ＮＴＴ西日本は、従来から電気通信設備の保守業務（点検・改修）を定期的に実施し保全に努めており、通信サービス品質の維持向上に継続して取り組んできましたが、より安定的な通信サービスのご提供に向けて、この度、ＫＢＮと提携し、引込線や通信ケーブルの切断・垂れ下がり等、不安全な状態となった通信設備の早期発見・解消強化に向けて協力して取り組んでまいります。
これからも、生活の重要インフラである通信サービスを提供している責任を十分認識して、通信サービスの確実、安定的な提供の確保に向け、常に高品質で安定した通信サービスをご提供し、いつでも・どこでも・だれとでもつながる安心・安全なコミュニケーションの実現に向けて、不断の取り組みを強化してまいります。

(２) ＫＢＮ
ＫＢＮは放送および通信サービスにおける品質の維持向上のため、電気通信設備の巡視点検・改修等工事や各種機器の異常兆候を監視し、障害を未然に防止する取り組みを実施してまいりましたが、この度、ＮＴＴ西日本と提携することで、特に大雨や台風といった自然災害の際に多く発生する引込線・通信ケーブルの切断・垂れ下がりといった通信設備の不安全状態の早期発見・解消に相互に協力して取り組むことといたしました。
これからも、地域密着企業として、安心してお使いいただける「生活に必要不可欠なインフラサービス」を通じて、地域の皆さまに貢献してまいります。

4. 今後の展開について
ＮＴＴ西日本およびＫＢＮは、地域の通信サービスの安全性の確保、品質の向上、安定的な提供に向け、提携を引き続き進めていく予定です。

◆参考 不安全設備に関わる受付
お客さまからも地域の通信設備の異常や劣化・損傷等についての情報提供をいただけるよう、ＫＢＮでは下記の故障受付にて、インターネットや電話での不安全設備に関わる受付を行っております。

＜電話による受付＞
0877-46-5000
平日：9:00－19:00、土日祝：9:00-18:00

＊ニュースリリースに記載されている情報は、発表時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。